メタボリックシンドロームでどうなるの?
『メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)』の人は、「肥満症」、「高血圧」、「糖尿病」、「高脂血症」を重複して発症していることがあります。
「肥満」「高血圧」「高脂血」「糖尿病」は『死の四重奏』と呼ばれています。
それは、これらの病気が互いに合併しやすく、しかも合併することでより加速度的に動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こしかねないからである。
たとえばこれらの危険因子を2つ持つ人はまったく持たない人に比べ、心臓病の発症リスクが10倍近くに、3〜4つ併せ持つ人ではなんと31倍にもなることがわかりました。
また、これらの病気は自覚症状がないまま密かに病状が進行し、心疾患や脳血管疾患などの重大な病気を引き起こしてしまう可能性が大きいのです。
そうならないためにも、内臓脂肪をため込まないことが肝心です。